母の死
母の死から何日かたったが
まだやっぱり実感がない
涙もあまりない
ただ・・
何もしない時間だけが過ぎて行く
こんな風に書いてしまうと
何だか暗い沈んだ気持ちと思われがちだが
そうでもない
実家に毎日通い
誰もいなくなった部屋で
すり寄って来るネコとあ~ちんが
追いかけっこしている
日常の光景
時より訪れてくれる母の知り合いの方とお話をして
以外な母の一面を知ったりもする
あと、母の日記を見つけた
少し読んだが、悲しくなるので読むのをやめた
市役所の手続きやら
お世話になった人へのお礼
49日は実家でする事になったので
その準備やら、やる事は山積みなのに
ただただ時間だけが過ぎて行くのだ
特別余命宣告を受ける事もなく
心の準備もできないまま
逝ってしまった母
本当に自由に生きた人だった
仕事の好きな人だった
多分、あまり母性はなかった
でも今ある自分は
まぎれもなく母のおかげなのだから
「生んでくれて本当にありがとう」
と感謝の気持ちでいっぱいになる
前回のブログで「母親は特別」と言ったが
母親のお腹の中で過ごす十月十日は
それこそが、母の一番の愛の証であり
命の引き継ぎみたいなもの
その時間こそが、すべてな気がする
父親が死んだ時
声を出してわんわん泣いた
母親のせいだと、母を責めて泣いた
トンちゃんが死んだ時
悲しすぎて、眠れなくなった
今・・
どうしてあまり涙がでないんだろう
悲しいはずなのに
本当に不思議だ・・・
-kako-

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